地球のふざけ方〜「映え」を求めて絶景、時々、悪ふざけ〜

旅行大好きアラサー女による、地球のふざけ方、歩き方、遊び方

たった5日の休暇でキューバの気になるコト全制覇した私のモデルコース【裏】

表編として大満足プランをご紹介しましたので、そのプランに沿って今度は実際私の身に起きたしょーもないことを思い出すままに書きます。

くだらないけど、旅って、こういうことが意外とタメになったりするので。。。

 

◎ 1日目:移動日、ハバナ旧市街泊/飛行機、タクシー

 

飛行機の機材トラブル?で予定より少し遅く、簡素なホセ・マルティ国際空港についた瞬間、結構な数のドライバーやツアーガイドに囲まれることに。

カーサのオーナーから、メールで「私のご近所さんがタクシードライバーだから、彼があなたの名前書いた紙を持って迎えに行くわ!」と言われていた私たちは、血眼でキョロキョロ…すると、

「Hey, YURIKA?????NO???(ユリカだよね???)」

との声が!

声のした方へ目を向けると、全く別の名前を書いた紙を持った、なぜかドヤ顏のお兄さん。

どうやらアジア女性のバックパッカー4人組というのが目立つうえ、別のドライバーが持っていた日本人名が珍しくて覚えていたため、声をかけたかったみたいです。が、なんとその場にいたドライバーさんたちみんなが同じ気持ちだったようで、私たちがYesと答えた瞬間に、

「お~~い!!ユリカ来たって!!」

「本当か!来たのか!ユリカのドライバーはあっちにいるよ!」

「道開けてあげて!ユリカ来たから!」

と口々につぶやいては笑顔で私たちのドライバーのもとへ連れて行ってくれました。なんだか初日から人の温かさに触れられて嬉しいような恥ずかしいような。。。

 

無事カーサに到着すると、優しそうな、いかにも"ラテン系”のおばちゃんが出てきて、「部屋がうまっちゃったから、あなたたちのうちの2人は同じアパートにある親戚の家のほうに泊まってね!」とのこと。

予約してあるのに「うまっちゃった」とはどういうことなのか…なかなか難しいですが、この辺のラテンのおおらかさ、結構好きです。 

 

友人2人を親戚の家とやらに送り出し、長時間フライトで疲れた体でシャワーを浴びに行くと、お湯、最初の5分で終了のお知らせ。。。。

 

キューバ初日、人は温かいがシャワーは冷たい。

 

◎2日目:ハバナ旧市街で凝縮9体験/徒歩、クラシックカーの観光タクシー

 カーサオーナーのおっちゃん・フランクに5CUC渡して道案内も頼みました。

「ただの散歩で金とるの!?」という気もしなくはありませんでしたが、途中のミネラルウォーターやおやつのチュロスを私たちの代わりに現地民価格で買ってくれたり、それなりに良い人でした。みんな生活は大変なのね…

見所詳細はキリがないので(希望か時間があれば)別途まとめますが、もし夏にキューバに行くなら、暑さをナメないほうが良いです。歩くだけで予想以上に疲れます。

 

汗だくで帰宅し、昨日部屋が別れた二人組に、

「シャワーさ…」と切り出すと、

「私たちもびっくりした!!シャワーじゃなくて、ただの高い所にある蛇口だったね!!」

と予想と違う答えが。蛇口??お湯が出ないのではなく??

お互いの情報をまとめると

 

私の部屋:ヘッドからシャワー状でがでる

 

友人の部屋:蛇口から一本水お湯が出る

  

ということみたいです。

 

 

一長一短!!!!!!

 

それでもお湯が出た方が良いよね、と友人の部屋までシャワー(というか蛇口)を借りに行きましたが、結局この日はお湯1滴も出ず…いよいよただの蛇口でした。

シャワー運無し。

 

◎3日目:ビニャーレス渓谷観光(+革命広場でゲバラと写真、葉巻工場でハウスシガー購入)/1日チャーター型観光タクシー

カーサのオーナーが良い夫婦だとわかってきたので、「信頼できるドライバーを呼んでください」と頼んだところ、「最高にカッコよくて、しかも冷房付きの強い車を呼んでやるぜ!」とのこと。強い車??

いらしたのがこちら。

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緑の車体がかっこいい!


で、内装がこちら。

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ちなみにハンドルには"Chevrolet"の文字が…

おわかりいただけたでしょうか。

車体にたくさんの矛盾を抱え、困惑顏の私たちを乗せ、日産ベンツ号は走りだしました。。。

 

揺られながら私はフランクの言葉を思い出したのです。

強い車。。。そうだよね。。。ベンツだけでも強いし、日産も強いもんね。ハイブリッドは強いよね。。。

 

 

でも述べましたが、タクシーチャーターは、ある程度ワガママを言っても同じ料金内で済ませてもらえるので、寄り道は積極的にした方が良いです。

新市街で「いかにも」な写真が撮れましたし、

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背中を向けると途端にメッセージ性がうまれる気がする。。。

 

ちなみにビニャーレス本体はというと、「景色が綺麗、以上」というのが個人的な感想なので、行くか行かないかはお任せします…

インディアンの洞窟の前には明らかにバイトのインディアンさん(たった1人でテント周辺をうろちょろしている)もいて、こんな中途半端ならいないほうが良いのでは?と思ったり…

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バイトさん。手にした黒い動物を見境なく観光客の肩に乗せてくる。


目一杯遊んで帰ってきた私たちに、だいぶ仲良くなってきたカーサのおばちゃんが一言

 

「今日はシャワーどうする?水にする?お湯にする?」

 

あ、2択だったんだ………初日に聞いてくれ………

 

◎4日目:トリニダーへ移動・トリニダー観光

この街は個人的に一番好きでした!!

街全体がインスタ映えです!笑笑

こちらもで述べましたが、この可愛いレトロな街並みに溶け込んだ写真が撮りたい一心で、友人たちと古着屋さんでレトロコーデを揃えていきました!

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お揃いの帽子は私の手作り(ダイソーのストローハットにグルーガンでスパンコールを貼り付けてる)です。気合の入り方がちげぇや。

その甲斐あってか、なかなか味のある写真が撮れました!

 

 

また、隠れた名物としてオススメしたいのが歴史博物館にいるオバちゃん。

どれくらいの頻度でいるのかわかりませんが、こちらがスペイン語を分かっているかどうかは全く気にせず、終始スペイン語で「バンディートス」がどのように殺されたかを熱弁、最後にチップをねだられます…。

しかしこのオバちゃんの熱弁たるや凄まじいので、一見の価値ありです。

ちなみにかわいそうなバンディートスたちとは一体なんだったのかまだわかりません。 

 

◎5日目:バラデロへ移動、そのままビーチ三昧/タクシー

またまたタクシーをチャーターしバラデロへ。

オールインクルーシブのホテルに泊まるのが重要とは言いましたが、ホテルに着くまでの心得は、

 

お腹を思いっきりすかせていく!!!!

 

この一言に尽きます。

ついた瞬間、浜辺のバーで何を飲んでも、ビュッフェで何皿お代わりしても、ルームサービスを頼んでみても、何もかも無料(というか、宿泊費として支払い済)なんです!!

ここを逃してどうするんだ、と。

私たちは15時まで空腹に耐え、チェックインした瞬間にかけこんだビュッフェの美味しさは忘れられません……

 

そして、睡眠時間を削ってでも、朝焼けは抑えてほしいです。

こんな幻想的なビーチを独り占めできること、あんまりありません。

キューバに多いユーロ系の観光客は日焼けをしにきているため、朝早く・夜遅くにはあまりビーチにいません)

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◎6日目:帰国のためハバナへ移動/長距離バス

 

すっかりなかよくなったカーサのフランク夫婦に、荷物を預けさせてもらい、最後の散歩を楽しみました!

とはいえ体力温存、7日目に私たちはもう1つエンタメを用意していたのです。

 

◎7日目:移動日(飛行機で帰国)

 

帰国。。。せずになんとパリへ寄り道しました!!!

これはもう本当に発想を柔軟にしていきたいのですが、

同じ目的地に行くなら、総フライト時間(トランジット含む)が長いほど、航空券の値段は下がることが多いです(移動に時間がかかるのは不便なので…)

つまり、トランジットがものすごく、極端に言えば24時間近くある航空券は、ほかの直行便よりだいぶ安いのです。

今回私たちが利用したのはまさにそんなチケットで、エールフランスで、

ハバナパリ(シャルルドゴール空港)トランジット23時間ー東京

これはむしろ大当たりなのでは??

もうこれパリ観光したって言って良いよね??パリ経験済で良いよね??

というわけで意気揚々とシャンゼリゼ通り沿いのプチホテルを予約し、パリ観光に備えていたのでした。

では、23時間のパリで何ができたかというと、

 

凱旋門に登ってこんな景色を眺めたり

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エッフェル塔にのぼったり、

ラデュレ本店で朝ごはんやケーキを食べたり

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全然パリ楽しめてる…!!!!

 

というわけで、

「今年の夏休みはキューバ周遊とパリに行ってきた」

なんで有閑セレブのようなダイジェストが可能になりました。

 

 

やっぱり弾丸旅はやめられません。

 

 

結論:もし5日休みがとれるなら、突っ込みどころ満載のキューバは本当に面白いのでおすすめです!ついでにエールフランスでパリに行ってみてください(笑)

 

 

最後にもしよかったら、押してください~~

 

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